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お風呂掃除で知っておきたい汚れの種類と掃除のポイントを解説

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2022/12/30

毎日使うお風呂。ゆっくり浴槽につかることで疲れが取れ、翌日に備えることもできます。そんなリラックスするはずの場所のお風呂が汚れていたら、入浴タイムを楽しむことも難しいですよね。

お風呂をきれいに保つ最大の秘訣は、『お風呂を使うたびに乾拭きして水滴一つも残さないこと!』なんですが、考えただけで気が遠くなりますよね……。

そこで、今回は水拭きではないお風呂のお掃除についてお教えします。

お風呂場の汚れの種類

浴槽の主な汚れは2種類、浴槽には湯垢や皮脂汚れが付き、鏡や蛇口部分には水垢や石鹸カスなどが付きます。この汚れの種類によって有効な掃除方法が変わってきます。

湯垢や皮脂汚れは酸性の汚れなのでアルカリ性の洗剤が効き、アルカリ性の水垢や石鹸カス汚れには酸性の洗剤が効きます。お風呂用の中性洗剤を使っても落ちない場合は、さらに汚れに合った洗剤を使ってみて下さい。

湯アカや皮脂汚れの落とし方

皮脂汚れなどの汚れを落とすには、アルカリ性の洗剤、重曹、セスキ炭酸ソーダなどを用いると良いでしょう。

また、お風呂によくできるピンク色のカビのようなものは「ロドトルラ」と呼ばれる酵母の一種で、汚れが少ないところでも繁殖しやすく増殖スピードが速い、困った汚れです。このロドトルラも酸性の性質を持っているので、中性洗剤で落ちなければ、重曹などを試してみるといいでしょう。

水アカや石鹸カスなどの落とし方

鏡や蛇口などにできる白い汚れは水垢や石鹸カスで、水道水のミネラルによって白く固まります。これらはクエン酸など酸性の洗剤が効果的です。

取れにくいこびりついた汚れには、汚れの上からキッチンペーパーを被せクエン酸スプレーをスプレーし、ラップして1時間程度あけてからスポンジでこするクエン酸パックがオススメです。

重曹とクエン酸のスプレーとペーストの作り方

重曹やクエン酸ですが、100円ショップなどでも手に入るものもあり、市販のものを買わなくても自分でスプレーやペーストを作ることも可能です。

自分で作る場合は濃度を調節することが可能なので、スプレーを使ってみても落ちない場合は、より濃度の高いペーストを塗って少し置いた後スポンジで擦ってみるといいかもしれません。

●スプレーの作り方
  粉末の重曹またはクエン酸を小さじ1+ぬるま湯100mlをスプレー容器に入れよく混ぜ吹き付ける
●ペーストの作り方
  粉末の重曹またはクエン酸:水を1:1でよく混ぜ塗る

重曹とクエン酸を使う際の注意

手軽に使える重曹とクエン酸ですが、使えない素材もあります。

重曹は大理石、塗装面(うるしやニスなどを含む)、アルミ製品、クエン酸は大理石、天然木、コンクリート、サビやすい鉄や銅などの金属 には使えません。事前に使うものの素材を確認してから使いましょう。

また、重曹は研磨剤効果があるため、強くこすると傷がつく場合がありますので、柔らかいスポンジを使って力を加減しながら使ってみて下さいね。

毎日の浴槽の掃除のポイント

なかなか重い腰が上がらないお風呂掃除ですが、日々のちょっとした工夫で頑固な汚れになるのを防げます。

●お湯を抜いた後、できるだけ早く浴槽を洗う
洗剤を使わなくても、浴槽をシャワーでさっと流すだけでも違います。ただしシャワーをかける場合は水ではなく【お湯】を使いましょう。水だと浴室内に水滴が残りやすいため、カビが生えやす環境を作ってしまいます。

●洗剤をかけたら、少し置いてから擦る
すぐに擦り勝ちなお風呂掃除ですが、少し待ってから擦ると洗剤が効果を発揮して汚れが落としやすくなります。
●残り湯がある場合は、つけ置き洗い
残り湯が温かいうちにカップ1杯の重曹を入れてよく溶かし、洗面器やバスチェアー、保温の蓋などを入れ、一晩つけ置きするのも残り湯の有効活用です。つけ置きした後はシャワーですすぎ、スポンジで軽くこすって洗います。

最初に書いた通り、お風呂をきれいに保つ秘訣は『完全に乾拭きして水滴残さないこと』。
想像するだけで大変な作業ですが、メーカーによっては掃除がしやすい浴槽やタイル、オート洗浄機能など、使いやすさにこだわった種類も多く出ています。また、既存の浴室に浴室乾燥機を取り付けることも可能です。

いちたかガスワンではお風呂のリフォームも承っております。詳しくお知りになりたい場合は当社専門のスタッフがお客さま宅に伺い、ご希望をお聞きした上でアドバイスさせていただきます。ご相談お見積りは無料ですのでどうぞお気軽にお問合せください。

1日の疲れと汚れを落とし、次の日に備えるお風呂、毎日使う場所だからこそ清潔に保ちたいですよね。
ぜひリラックスできるお気に入りの空間にするためにも、ピカピカにして下さいね。